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ニューヨーク国連本部前から中継。日本時間午前4時から始まった会議は、パレスチナとイスラエルの2国家共存による問題解決を目指すもの。この会議では既にパレスチナを国家として承認すると発表していたイギリスやカナダなどに加え、フランスが先ほど新たに承認を宣言。その他の国も承認を表明する予定で、国連加盟国の8割である160か国を超える国がパレスチナを国家として認めたことになる見通し。パレスチナ自治政府のアッバス議長はアメリカ政府がビザの発給を拒否したためビデオ演説で参加。トランプ大統領の名前をあげ「和平に向け、ともに取り組む準備がある」と呼びかけた。日本からは岩屋外務大臣が出席し「パレスチナを国家として認めない」と改めて表明し、その理由について演説する見通し。反発するイスラエルとアメリカは欠席していて、イスラエルの国連大使は会議を「茶番だ」と批判。会議を通してパレスチナ問題解決への機運が高まるかどうか、今後の動きが注目される。
