ひるおび JNN NEWS
国会記者会館から中継。鈴木農水大臣は中国側と技術的なやり取りを継続しているとの考えを示した上で、引き続き中国に対して輸出の円滑化を働きかけていきたいと改めて強調した。中国が日本産水産物の輸入を事実上停止したことについて、漁業関係者らからは困惑の声が聞かれるが、鈴木大臣は日本産水産物の輸入再開について「去年9月に日中間で共有された認識を実施していくことが何よりも重要」だと述べるに留まった。高市総理の台湾有事を巡る発言に端を発した日中の押収が続くことで、経済への影響も広がりを見せ始めている。一方、中国共産党の国際紙・環球時報は今朝、中国政府が日本産水産物の輸入を事実上停止したことについて一面で報じた。また、「日本が誤りを正さなければより重い代償を払うことになる」と題する社説を掲載。水産物輸入停止は単なるシグナルに過ぎないとしており、日本側が高市総理の答弁を撤回しなければさらなる対抗措置を取る可能性を示唆している。
