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今年1年の世相を漢字一文字で表す今年の漢字が京都の清水寺で発表され、「金」の文字が選ばれた。今年の漢字は京都市に本部がある日本漢字能力検定協会が、その年の世相を表す漢字一文字を一般から募集し最も多かった字が選ばれる。1995年から行われていて、30回目となる今年は先月1日から今月9日までの22万1900通余りの応募の中から選ばれた。「金」が選ばれのは2021年以来5回目。協会では選ばれた理由としてパリオリンピックやパラリンピックに出場したアスリートが数多くの金メダルを獲得したほか、大谷翔平選手が3回目のMVPを獲得するなど値千金の活躍だった他、佐渡の金山が世界文化遺産に登録されたことなど光を表す「金」と、政治の裏金問題や金目当ての闇バイト強盗事件、止まらない物価高騰など影を表す金の2つの意味を表しているという。