NHKニュース おはよう日本 (ニュース)
大手生活用品メーカーが随意契約で調達した備蓄米が新幹線で東京駅に到着し、構内で販売されていた。JR東日本は需要を見ながら、この取り組みを続けていくか検討することにしている。
小泉農林水産大臣は閣議のあとの会見で、新たに令和3年産と令和2年産の備蓄米あわせて20万トンについて、随意契約で追加放出する方針を表明した。今回の放出が完了すると、残りの備蓄米は令和2年産の10万トンになる。小泉大臣は「過去の事例を考えると東日本大震災で4万トン、熊本地震で90トンなので、十分対応できる水準だと思う」と述べた。令和2年産の備蓄米の店頭価格について、5キロあたり1700円程度と見込んでいる。流通経済研究所の主席研究員は「強く価格を押し下げる効果が今すぐ見込めるか、ちょっと疑問」と話す。