池上彰のニュースそうだったのか!! (池上彰ニュース解説2時間 実は知らない日本のルール)
1995年頃から耕作放棄地が増え続けている。高齢化・労働者不足や、土地持ち非農家の増加、農産物価格の低迷が主な原意に。農地は税金が安いためそのままの場合もある。コメ不足でも簡単には使えず、農業を始めるには長く農業を続けてもらうためにいくつかのルールがある。大企業は農地所有適格法人にならないと農地の権利をを取得できない。また主な事業が農業または農業関連でなければならず、会社法人には全ての株式に譲渡制限があるという条件も。譲渡制限があるのは株式を公開していないということで、株を買われると会社の意向が変わる場合もあるため。戦後は自作農主義という基本原則があったため、2000年以前は株式会社は原則農業に参入できなかった。農地を取得するには農業委員会の許可が必要。昔は農家の選挙で農業委員が選ばれていたが、現在は市町村長が任命している。