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円相場が一時140円を割り139円台となり、約7ヶ月ぶりの円高水準となった。24日に調整されている加藤財務大臣とベッセント財務長官の会談で、アメリカ側が円安を是正するよう求めるとの観測から円高・ドル安が進んでいる。トランプ大統領はFRBに対して早期の利下げを要求したことで、金融政策への懸念が高まっている。一方で不安定な情勢の中、価値を挙げているのが金。きのう田中貴金属が発表した金の小売価格は1gあたり1万7160円を突破した。背景には利下げを求めるトランプ大統領の発言で今後の金融政策が不安定になるとの懸念の高まりがある。関税政策による経済への悪影響に対する警戒感も増しており、株や債権などから安全資産の金に資金を移す動きが広がっている。