Nスタ NEWS そのサキ!
冬物の布団に要注意。法政大学の島野智之教授はダニ研究が専門で、昆虫好きが転じて大学院からダニの研究を始め、ダニにフェロモンがあることを発見したことで国際的にも有名。その島野教授によると「冬物の布団にはダニが沢山いる可能性大」だという。夏はクローゼットなどが高温多湿でダニが繁殖する。秋冬はダニの死骸やフンが多くなる。最近のマンションなどは機密性高いので冬でもダニが死なないことが多く、死んだとしても死んだものを処理しないとおかしなことになる。インターパーク倉持呼吸器内科・倉持仁院長は「秋冬の止まらない咳は、ダニの死骸が原因かも。吸い込むと喘息などのアレルギー反応を引き起こす可能性が」と指摘。布団の天日干しでは、ダニは60℃で死滅するため全てのダニは死滅しない。布団カバーごと収納すると、皮膚(アカ・フケ)がダニのエサになるため、カバーを絶対に外すこと。人間は1週間でフケや皮膚が落ちる量は15gくらいの量で、小さなポテトチップス位の量と同じくらいだという。布団収納袋に収納する場合、ダニは乾燥に弱いので圧縮袋がオススメ。布団乾燥機で布団の両面を乾燥させ、布団圧縮袋に乾燥剤を入れて収納するのが良い。布団圧縮袋から出した後は、コインランドリーや布団乾燥機で乾燥させてダニを死滅させたり、天日干しではフカフカになって繊維が開くが、その後は死骸やフンを掃除機で吸引する。オススメは片面4分ほど。叩くと死骸などが飛び散るのでNG。