モーサテ 日経朝特急
不動産調査会社の「東京カンテイ」が発表した5月の分譲マンションの賃料は東京23区が前の月に比べ1.8%高の1平方メートルあたり4692円だった。調査を開始した2004年以降、最高値を4か月連続で更新していて、1年前と比べると9%近く上昇している。港区などを中心に賃料が高くても借り手を見つけやすい築浅物件の供給が増え、相場全体をお仕上げているのが要因で、東京カンテイは価格が高くなりすぎて住宅が購入できない層の需要が分譲賃貸へ流れてくると見込み、投資家が築浅の高級物件を貸し出し始めたとしている。(日経電子版)