ガイアの夜明け 鉄道”世界一”の裏側!
「東京総合指令室」鉄道の最重要施設にカメラが入った。JR東日本の心臓部、1日約8000本の首都圏の列車運行を管理している。取材が許されたことはほとんどなく、保安上の理由から場所も非公開。使命は緊急事態に対応し、遅延を速やかに回復すること。その時、緊急事態を告げる無線が鳴り響く。人身事故の時などに発信され近くの列車は全て停止する。一報を入れたのは新宿駅に停車中の中央線の運転士、白い杖を持った旅客が路線に転落したとの連絡。すぐさま影響しそうな他の鉄道会社にも連絡するが、新たな情報で落ちた人がホームに上がったとの報告があった。列車は約3分の遅延で運転再開。日本の鉄道は定時運行率”世界一”と言われている。そんなJR東日本は今、事業構造の大転換に取り組んでいる。