有吉の世界同時中継〜今、そっちってどうなってますか?〜 北関東vs千葉県 ドラマ「孤独のグルメ」の舞台に訪れる人なら絶品グルメを知っている!
年100軒以上は茨城グルメを食べまわる幼馴染コンビ古谷さんと埋田さんが紹介してくれたのは茨城・つくば市の「百香亭」のチャーシューを丸めて作った「黒酢豚」1320円。2人と埼玉県加須市で待ち合わせ。古谷さんは農家さんで先輩。埋田さんとの外食に月10万円ほど使っているのではとのこと。日本人のエンゲル係数は約29%だが古谷さんのエンゲル係数は32%だった。埋田さんとは小学校の先輩・後輩で45年間の仲良しで、今回も茨城グルメを3軒紹介してくれる。
味の冒険グルメ王・先輩のお目当てを目指し、後輩・古谷さんの運転で出発。龍ケ崎市にある洋食店「しゃりま」の売りは赤ワインをきかせた自家製デミグラスソースだが、それとセットで客の9割が注文するまるごとスープ「いのちのスープ」(330円)。玉ねぎを約3時間じっくり煮込むことで甘みがスープに溶け出し、さらに一晩寝かせることで旨味が増す。看板メニューは頬肉の「ビーフシチュー」(1,650円)。箸で切れるほどトロトロになるまで煮込まれている。3日間煮込むことで赤ワインの酸味をきかせたデミグラスソースがホロホロの頬肉に絡み、口の中が幸せの大渋滞。しかし先輩はもう1軒気になる店があるという。
訪れたのは筑西市にある「そば つけそば 大山」。看板メニューは茨城県産の「常陸秋そば」を使った「きざみ鴨汁そば」(1,350円)。しかし味の冒険グルメ王が挑む超斬新そばは、そばつゆベースの特製の返しにチャーシューの煮汁を使ったスープを入れ、そこに合わせるのは噛みごたえ抜群の極上の平打そば、そして湯で野菜・背脂・ニンニクをガツンと乗せれば到底そばとは思えない「そばジロー」(980円)の完成。そば職人ながらあの有名ラーメンに憧れる店主がリスペクトを込めて開発したという。先輩は「うまいですよ。甘めのタレで、それでいてパンチが効いているし。和風がきいている感じ」などと感想を言った。チャーシューも蕎麦に合うよう、そばつゆで漬け込んでいる。
日は暮れたがまだ18時。冒険のグルメ旅は終わらない。少し遠いが水戸市まで向かい、テレビ初取材のオムライスを食べに行く。水戸市に店を構えて10年、変幻自在のオムライスで水戸市民を幻惑する専門店の「とら吉」。熱々の石焼の中に入れられたオムライスの具材を自分で混ぜて完成させる「特製石焼オムライス」(1,650円)というメニューが有る。その中でも野菜農家の古谷さんが水戸に足を伸ばしてでも食べたいオムライスとは。背中で語るのはイタリアンでも修行した店主の伴野さん。イタリアンからヒントを得て”あるもの”を卵に合わせるとエンゲルグルメさんも驚愕のうまさを誇るテレビ初登場の絶品フワフワオムライスとは?