列島ニュース (松山局 昼のニュース)
JA松山市の管内では主な品種の一つ、「あきたこまち」がここ数年夏の暑さの影響で「1等米」として出荷できる割合が1%程度に落ち込むなど品質や収穫量が下がっていることが課題となっている。管内44の農家ではことしから国の研究機関が開発した暑さに強いとされる「にじのきらめき」に切り替えることを決めている。JA松山市ではことし管内にある計20ヘクタールで試験的に「にじのきらめき」を栽培し、来年から「あきたこまち」をすべて切り替えることで品質や収穫量を向上させたいとしている。JA松山市・岡田明夫専務は「農家の所得が少しでも上がるように、農協としては全力でサポートしていきたい」などと話した。