NHKニュース7 (ニュース)
きょう発表された東京23区の今月の消費者物価指数は、去年の同じ月より1.8%上昇した。政府による電気ガス料金への補助などから、上昇率が2%を下回り、1年4か月ぶりに1%台になった。ただ、食料品の高値は続きそうだ。こちら、主な野菜の来月の価格の見通しなのだが、じゃがいもとたまねぎが、平年より3割以上高くなるなどと見込んでいる。東京・中野区の青果店では入荷するたまねぎやじゃがいもの8割ほどが、従来よりも小ぶりで、大きいサイズの仕入れ価格は例年の2倍ほどになっているということだ。去年の夏、記録的な暑さとなった影響が、今のじゃがいもの価格上昇に表れている。北海道帯広市の生産者の畑では去年、およそ200トンを収穫したが、このうち出荷したのは、およそ120トンと、例年のおよそ半分にとどまった。記録的な暑さや雨の影響で、形の悪い規格外が例年より増え、去年は3割から4割程度に上ったとしている。先ほどの青果店、葉物野菜ではほうれん草や小松菜など、価格が安定しているものもあるが、このところ雨が少ない状態が続いたことによる影響が出ているものもある。野菜や果物を扱う卸の最大手は、じゃがいもとたまねぎは高値が続く見込みとしつつ、ほかの産地からの出荷が順調に進めば、5月か6月には供給が安定すると見られるとしている。また、葉物野菜については3~4月にかけて潤沢な入荷が見込まれるという。一方、高値は野菜以外の食品でもみられる。全国のスーパーでのコメの平均価格は、5キロ当たり税込みで4118円で、依然として4000円を超えている。また、卵についても今月の平均卸売り価格は、目安となる東京地区のMサイズで16か月ぶりに、前の年の同じ月より値下がりしたが、高値の水準は続いているという。
