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参議院選挙の公示から1週間。ANNでは公示日からきのうまでのXの全ての投稿について、分析ツールを使って調査した。政党名を含む投稿数では、参政党が約739万件と最も多く投稿されていた。2番目に多いのが与党の自民党で、約409万件。次いで日本保守党、れいわ新選組、共産党と続いている。候補者などが投稿した数は、一番多いのが国民民主党で5558件。次いで自民党、共産党の候補者の投稿数が多くなっている。参政党や日本保守党などの新興政党がなぜSNS上で注目を集めているのかについて、国際大学の山口真一准教授は「代表の力強いメッセージがSNSで受けやすく、そこからまた熱狂的なファンが生まれていく。反対意見も多く出ているが、それをも自分たちの主張の正当性につなげるなどうまく情報発信している印象」などとコメントした。各党の候補者などがXで何を発信しているのか、関連ワードを多い順に見ていく。参政党は上から「外国人問題」「消費税」「減税」、自民党は「物価高」「賃上げ」「安全保障」、保守党は「外国人問題」「安全保障」「関税」について多く投稿している。れいわ新選組と共産党は「消費税」に関する投稿が多く、公明党は「減税」、日本維新の会は「社会保障」、立憲民主党は「物価高」、国民民主党は「賃上げ」、社民党は「外国人問題」となっている。山口准教授は「SNSにはメリットも多いが偽の情報も拡散されているため、政策などは各党のHPや他のメディアでも確認してほしい」などと話していた。