古地図で江戸時代にタイムスリップ!?今ホットな東京・下町を散歩しよう!

2025年6月4日放送 9:58 - 10:13 テレビ東京
なないろ日和! (特集)

古地図アプリ「大江戸今昔めぐり」を使えば殺風景となってしまった場所の過去の賑わいを知ることが出来たり、芭蕉庵などの名所を知ることが出来る。下町グルメも紹介される。今回は両国駅周辺から隅田川を下り清澄白河を目指すルートとなる。散歩の達人・武田憲人さんとともに散歩へと向かうものの、「大江戸今昔めぐり」は過去の江戸の姿を調べることが出来るのが特徴で、航空写真と現代の地図を重ねて確認することも可能だが、過去の両国橋は現在の両国場所ではない場所にの100m先にあった。当時両国橋のあった場所は駐車場があるのみとなってしまっていたが、当時は浅草・日本橋と並ぶ江戸の三大盛り場と言われていたという。現在両国幼稚園がある場所はかつては回向院の正門があったといい、ここは10万人以上の命が失われた明暦の大火で四大将軍家綱が命を失った無縁仏の冥福を祈る法要を執り行い建てられたものであり、東京大空襲によって一時消失したものの現在は京葉道路沿いに移設されている。回向院の力塚は相撲協会歴代年寄を慰霊するために建てられ、寺社の修繕などのために行われた勧進相撲は後に大相撲の発展に貢献した。回向院では春と秋に相撲大会が行われ、絵には屋根も見られたが住職の本多将敬さんは当時の相撲小屋には屋根はなかったと見ている。そして、回向院で行われていた相撲が人気を博す中、1909年には旧国技館が建てられ、相撲はさらに発展していった。回向院の裏手には大石内蔵助が雪の降る夜に吉良上野介を討ち取った忠臣蔵で知られる吉良邸跡があり、武田さんによると四十七士は甘酒で暖を取ったと紹介した。その近くの大川屋では「忠臣蔵の吉良まんじゅう」など地元にあやかったグルメを楽しむことが出来る。
続いては松尾芭蕉ゆかりの深川地区へ。江東区芭蕉記念館は芭蕉の業績を顕彰するため1981年に開館していて、庭園もいたるところに歌碑が建てられているのが特徴。「古池や 蛙飛び込む 水の音」などの句もここで読まれたのだといい、花や草木を歌った俳句が見られる。隅田川を下流に200mほど進むと庭園の分館にたどり着いたが、ここには江東区芭蕉庵史跡展望庭園があり、これを上ると芭蕉像が鎮座する様子が見られる。ここにはかつては芭蕉庵があったとみられ、芭蕉は隅田川を眺めながら俳句を考えていた可能性もある。


キーワード
グーグル共同通信社日本相撲協会徳川家綱湯原昌幸池波正太郎松尾芭蕉回向院両国国技館大相撲五月場所歌川広重[初代]吉良上野介東京都立中央図書館両国橋日本経済新聞 電子版吉良邸跡大石良雄東京大空襲東都両国ばし夏景色芭蕉記念館江東区芭蕉庵史跡展望庭園忠臣蔵明暦の大火蔵前国技館両国(東京)隅田川小名木川日本橋(東京)清澄白河(東京)鬼平犯科帳深川地区(東京)大川屋本店浅草(東京)国立国会図書館デジタルコレクション忠臣蔵の吉良まんじゅう大江戸今昔めぐり菁映社散歩の達人MOOK鬼平だんご大の里中川惠司APPカンパニー両国幼稚園散歩の達人 大江戸散歩地図江戸大火之図勧進大相撲取組之図東都名所 両国回向院境内全図江戸名所図会十八

TVでた蔵 関連記事…

東京 江戸へタイムスリップ 古地図でめぐる東京… (なないろ日和! 2025/4/2 9:26

東京駅 あの名奉行が3年お勤め!古地図でめぐる… (なないろ日和! 2025/4/2 9:26

京橋 幕府が管轄!京都へ続く名橋 古地図でめぐ… (なないろ日和! 2025/4/2 9:26

有楽町駅 もうひとりの名奉行がお勤め 古地図で… (なないろ日和! 2025/4/2 9:26

築地 市場跡地は美麗な庭園!?古地図でめぐる… (なないろ日和! 2025/4/2 9:26

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.