所さんのそこんトコロ 開かずの金庫を開けろ!
フルーツポンチ村上が京都・宇治田原町の開かずの金庫を調査。依頼者の田丸屋茶業8代目・潮見さんに話を聞いた。約600坪の敷地に母屋と製茶場のほか3つの蔵がある。1800年創業で、宇治茶を200年以上売ってきた。蔵の中には信楽焼の茶壺が60個ほど保管されていた。田丸屋の宇治茶は明治10年の内国勧業博覧会に出品されるほどの品質を誇り、茶の輸出で巨万の富を築いた。古九谷焼や鏡師・藤原家重の銅鏡などのお宝を紹介した。潮見家の家宝は与謝蕪村直筆の句。亡くなる数か月前に宇治田原で松茸狩りに興じたときのもの。開かずの金庫は4代目が明治時代に輸入した海外製金庫で、半世紀ほど開いていない。鍵師の玉置さんが開錠に挑む。イギリス製で、ダイヤルのない鍵だけでロックする金庫だった。
