Nスタ NEWS そのサキ!
子どもたちにとってはたまらない夏休みだが、少し大変な親をバックアップしようという取り組み。「子どもは夏休み・親の気持ちは?」というアンケート結果(キッズライン調べ)で、約6割が「憂鬱」だという声が上がっている。理由は「習い事や預かり施設への送迎に頭を使う上、多額の費用がかかる」や「宿題チェックやスマホ・TVなど視聴時間の管理、家事の負担も増加する」との意見があるが、夏休みに負担を感じる家事の1位が「子どものお昼ご飯作り」が7割を超え、「食器の洗い物が増える」が5割、「学童・塾・部活のお弁当作り」が4割弱、「リビングの片付け」「キッチンの掃除が増える」と続く。そこで、頑張ってお昼を作っても「また同じメニューなの?」と子どもに言われてしまうため、小学生の子どもがいる「ゆずぴ」はアイデアで乗り越えた。ハンドスピナーを前日の夜に回し、止まったところのメニューにしようという。子どもの苦手克服として、苦手なうどんを入れてみようと話し合い、8種類のうちのどれかになるので子どもとしても納得がいくという。母親としては毎日違うメニューをバランスよく作れて、子どもは自分が決めたために苦手メニューもよく食べるという。しかしハンドスピナーなので、ある程度偏ってしまうため、今年は少し進化して、スピードくじ方式にした。オンライン直売所・食べチョク代表・秋元里奈は「全国のお母さんに頭が上がらない」などとコメント。
今朝、江東区を取材すると、女性がリアカーを引いている。中には大量のパンが入っていて、総菜パンもあれば菓子パンもある。これはラジオ体操に参加してくれた子供にパンやジュースを配布しようという取り組み。これまではお弁当を配布することもあったが、今年はパンとジュースにしてみたところ100人ぐらい集まって、70セットほぼ全て配り終えたという。こども家庭庁の補助金などもあり、そういったものをバックアップとして使い、NPO団体が前面に出てサービスを行うという。オンライン直売所・食べチョク代表・秋元里奈は「来やすい雰囲気を作って多くの人に来てもらうのは有効だと思う」などとコメント。
他にも「無料で昼食×体験教室」という取り組みもある。NPO法人代表は「楽しいことに子どもは集まる。さみしくないし居場所づくりにも」なるという。大手外食チェーンも色々と打ち出している。吉野家では「お子様割」を始めていて、小学生以下は80円引きで、対象商品は60種類以上あり、9月2日まで行っている。ほっともっとでも「夏休みクーポン」としてネット注文限定で今月末まで100円引きを行っている。オンライン直売所・食べチョク代表・秋元里奈は「私達も子ども食堂に寄付したり、NPO法人さんと連携している事例も品メーカーさんはたくさんあると思います」とコメント。