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開園から101年を迎えた京都府立植物園。自慢は日本最大級の温室で熱帯植物約4500種類を栽培。しかし2024年度の来園者数は92万8506人とピーク時の約6割に。京都府立植物園・荒堀正生副園長は「若い世代の客が少ないのでもっとアピールしていきたい」などとコメント。新たに始まったのがレーザー光線やライトで植物を美しく照らし出す光と音のアートイベント。演出を手がけるのはナダ発のデジタルアート集団「MOMENT FACTORY」。入園料は2500円と入園料の5倍だが去年2カ月で約8万人集客、2025年度は本格的に開催。このイベントを主催しているのが三井不動産で京都府立植物園は1924年、三井家の寄付によって開園。狙いについて三井不動産イノベーション推進本部・粟谷尚生さんは「エンターテインメントによって人が集まりそれにより地域全体が盛り上がっていく」などとコメント。