DayDay. ナゼ?ナゼ?
キャラクターブーム最前線を取材すべくキディランド原宿店を取材した。今「モンチッチ」が1年半前に比べ売上約100倍となったという。モンチッチは1974年東京・葛飾区のメーカーが開発、当時可愛らしい姿で爆発的ブームとなったが再ブームとなり、製造しているメーカーによると昨今のレトロブームで海外でも人気となり今年2月期グッズ売上が45億5000万円に達したという。芝浦工業大学UXコース原田教授は「キャラクター戦国時代、これからもいろんな企業が優良なキャラクターを作るとした。キャラクタービジネス市場規模は2兆8492億円で右肩上がりで過去最高になると予測されている。中でも今社会現象化している「ラブブ」はレディー・ガガなど海外セレブがSNSに投稿したことで人気となった。コレクションだけでなくバッグなどにつけファッションとして楽しめること、箱でどのラブブがでるか分からないドキドキ感が魅力だという。不満げな表情やギザギザの歯なども今のキャラクター人気の共通するもので、原田教授は「ただ可愛くで純粋培養だった昭和平成に比べ少しクセがある、王道からずれている方が人気が出る」とした。人気のあまり世界各地で高額転売が相次ぎ、先週コラボTシャツなどを発売したユニクロでは転売対策として1柄につき2点までの購入制限、今月7日までのオンラインストア限定などを実施している。
王道よりクセのクセのあるキャラクターとして人気となった大阪・関西万博の公式キャラクターの「ミャクミャク」閉幕まであと38日となった今、人オフィシャルストアは平日でも多くお客さんが訪れている。発表当初は賛否両論あったミャクミャクもじわじわ人気になりグッズも爆売れしている。リング状になったミャクミャク
グッズやサンリオとのコラボ商品もあるが期間限定感も加わり人気が加速、万博には「ミャクラー」の姿が見られた。
クセのあるキャラクター「おぱんちゅうさぎ」は2022年SNSをきかっけに人気となった。魅力は不憫かわいいところで芝浦工業大学原田教授は「不憫かわいいというコンセプトを広げる一つの要因となっている。不憫な状況をめでる「不憫かわいい」というのが今の時代の一つのキーワード」とした。ほかにもSNS総フォロワー200万人超の泣き虫な男の子すもっぴとツンデレな女の子ぴょんちーの日常を描いた「らぶいーず」は恋愛模様が共感できるとSNS中心に人気となった。