列島ニュース 水戸局 昼のニュース
つくば市の防災科学技術研究所にある大型降雨実験施設に新たな機能が加わった。きのうは研究所の担当者が集まった報道機関に、内部に直径2mの大型送風機を4つ設置し、最大で秒速25mの非常に強い風を再現できると説明した。その後、1時間に300ミリの雨と秒速25メートルの風が同時に再現された。研究所では今後、市民を対象にこうした実験を間近で見てもらうなどの機会を検討することにしている。また、研究所によると近年はドローンや自動運転の技術開発の為、風も含めた厳しい気象条件を再現してほしいといった要望が民間から寄せられていたとして、こうした声にも対応したいとしている。