- 出演者
- 今村涼子 久保田直子 井澤健太朗 田原萌々 佐々木快 森山みなみ
オープニングの映像。
オープニングの挨拶。
神奈川・箱根町では午後1時半頃にひょうが降り出した。昼頃から関東では強い寒気の影響で雷雲が発達、各地で雷雨やひょうなどとなった。栃木・日光市でもひょうが降ったが青空が覗く場面も。宇都宮市では地面が白くなるほどの激しい雨で、局地的に雨をふらせる雨柱がはっきり見て取れる。この寒気の影響は夕方までで、関東では明日初夏の陽気となる見込み。
アメリカの関税政策の影響で、日経平均株価は一時先週末より3000円近く下落し、おととし10月以来の3万1000円割れとなった。終値は先週末より2644円安い3万1136円だった。アメリカの関税政策による世界的な景気の後退と企業業績の悪化への懸念が強まっているとみられる。
石破総理は早ければ今夜にもトランプ大統領と電話会談したい考え。会談では日本は不公正な事はやっていないと説明する方針。その上で訪米しての首脳会談も模索しており、LNGへの投資や防衛装備品の購入を増やすことなどを示し譲歩を引き出すことも検討されている。
明日の全国の予想気温を伝えた。
GWまで1カ月、専門家に穴場スポットを聞いた。航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんは、今年のおすすめは東京の離島になるという。旅のガイドブックとして有名な「地球の歩き方」も去年、東京の離島に特化した本を出版している。飛び石連休の今年は、後半の5月3日から6日までが4連休。楽天トラベルの人気旅行先ランキングでは3位が北海道、2位が大阪となった。鳥海高太朗さんは、大阪・関西万博があるので大阪に見に行って、USJや京都など周辺の観光も楽しみたい人が多いと話した。今年はそんな万博効果もあって大阪府の予約泊数が全国トップの1.3倍超になっている。第1位にランクインしたのが東京。鳥海高太朗さんおすすめが神津島。
東京の離島・神津島の魅力とは。神津島は東京都心から約180km、調布飛行場からわずか40分ほどで行ける。取材班がまず向かったのは島を代表する人気スポット・赤崎遊歩道で、海岸に作られた全長約500mの木造遊歩道。また、まるでプラネタリウムのような星空が見られる。島では光が上空に漏れないように街灯を取り替えるなど、星空を保護する取り組みを行っている。島のグルメもはずせない。神津島はキンメダイの漁が盛んで、水揚げされたばかりの新鮮な魚を甘辛い煮汁で煮込んだキンメダイの煮つけは島の人気メニュー。神津島観光協会の覺正恒彦さんは、星空を楽しむところにお客さんが最近多く来ているので、まだまだ民宿の予約も取れるので観光協会に問い合わせてほしいと話した。
秋葉原のコンセプトカフェで実際の店舗を使って不審者を制圧する訓練が行われた。訓練は酒に酔った男が刃物を持って押し入る想定で行われ、警視庁の警察官や従業員ら50人が参加し客らの安全を確保した上で制圧するまでの手順や、襲われた際の護身術を学んだ。警視庁によると、秋葉原周辺にはコンセプトカフェが約250店舗あり、客から付きまとわれたなどの相談が増加している。
早くも来年度のランドセル商戦が動き出している。全国各地の公立小学校で今日行われた入学式。すでに来年度向けランドセルの予約販売会がスタートしている。女の子は赤、男の子は黒というかつての定番は大きく変わっている。今年は女子は紫色、男子は黒と紺エッジが人気第1位で、軽量でたくさん入るものが人気とのこと。また、可愛らしいキャラクターのデザインに加え、大きな取っ手で開け閉めが簡単にできるランドセルも売れている。 種類はキラキラ輝く装飾が施されたランドセルなど200種類以上。
焼きサバ、あぶりしめサバなど色んな食べ方があるサバだが、サバの数が減り続け価格が高騰している。日本周辺でのサバの漁獲量は5年前が54.5万tだったが2023年には27.0万tとおよそ半分に。卸売価格は2014年が1kgで387円だったものが2023年には565円と約1.5倍になっている。都内の鮮魚店では1尾626円となっていた。魚河岸 中興商店 武蔵小山店の藤井禎基さんは、将来価格が倍近くになってもおかしくはないと話した。このまま高騰が続けば2年後にはサバの価格が1000円を超えるという。水産庁はサバを増やすために、太平洋側のサバについて来シーズンの漁獲枠を前年から6割削減すると決定している。
北海道・中標津町で首にパイプが挟まったキツネが現れた。キツネは住宅近くで目撃され、めったにないことだという。放置されていたパイプに頭を突っ込み、はまった状態のまま成長したとみられ、首への締めつけは限界のよう。地元のボランティア団体による救出作戦が始まった。
住宅街で目撃された首にパイプがはまったキツネ。相談を受けた地元のボランティア団体が、役場から借りた箱罠を目撃場所近くに設置、すると2日後キツネが保護された。獣医師が麻酔を投与して眠らせてからパイプをノコギリで切断、キツネからパイプが外れた。水道工事の後に放置されたとみられるパイプは直径7.5cmしかなかった。キツネは8時間後に目覚め、野原に帰っていったという。
きょう宇都宮市では突然の雷雨が。今見頃の桜は花びらが散ってしまった。かばんや書類を傘にする人も。山梨・山中湖村や静岡・小山町では大粒のひょうが降るなど、東日本で天気が急変した。きょう各地では入学式が行われ、板橋区の公園ではお花見客も多かったが、午後1時ごろに天気が大荒れに。神奈川県ではひょうに加え雷雨が小田原城の花見客を襲った。明日は北日本や北陸で天気の急変に注意が必要。
トランプ関税の影響で今日の日経平均株価は一時2900円以上の下落となった。証券会社には心配する顧客からの問い合わせが。今日の終値の下落幅は2644円で過去3番目の大きさとなった。これまで堅調に推移していた日経平均だが先々週の金曜日から約6000円も値を下げており、投資している人の心境は複雑。株式市場の混乱の理由についてエコノミストの崔真淑さんは、トランプ関税の影響が全く想像がつかないというところが背景にある、3か月~年内に関税を少しでも下げられるとなればネガティブな影響が短期間で収束する可能性もあると話した。また国民生活に影響が出やすいのは円高に動く為替動向だという。トランプ関税によって為替が乱高下している状況、一時的な円高で石油やガスが買いやすくなりインフラ光熱費が相対的に安くなる可能性はある。しかし関税が長期間続けば私たちの給料が減ってしまう可能性が高くなると解説した。円高が続けが製造業を中心に賃上げが難しくなる。先週末ダウ平均株価が過去3番目の下げ幅を記録する中、トランプ大統領はこの週末、マイアミでゴルフ大会に出場しゴルフざんまい。世界のマーケットが混乱している状況については、アメリカは強い国になり経済的に世界で最も優位な国になる、株価は下がってほしくないが何かを治すためには薬を飲むことも必要だと語った。対米黒字貿易国にアメリカの富を搾取され続けてきたと主張するトランプ大統領。貿易赤字解消には関税が不可欠だとして方針を見直す考えが無いことを強調した。日本への追加関税の発動は9日。石破総理大臣はなるべく早く訪米もしたい、一体何をどうするのだときちんとパッケージにしなければならない、日本は不公正なことはやっていないときちんを言わなければならないと述べている。トランプ政権高官によると、これまでに50カ国以上から交渉の申し出があったとという。石破総理大臣は今夜にもトランプ大統領と電話会談を行う方向で調整している。
硫黄島に今日昼すぎ、天皇皇后両陛下が政府専用機で到着された。戦後80年の節目の今年、両陛下は沖縄、広島、長崎も訪問予定。硫黄島はその最初の訪問先となる。両陛下は今日、戦没者の碑などに花を供えて拝礼された。硫黄島では戦争末期、激しい戦闘が行われ旧日本兵ら2万人以上が死亡した。東京から約1250km離れた硫黄島には、31年前上皇ご夫妻も訪問されている。上皇ご夫妻が訪問された当時は海岸から数メートル離れた場所にあった沈没船が、最近の映像では海岸沿いにあるように見える。専門家によると海水面が下がっているのではなく隆起によるものだという。長井雅史主任専門研究員は、大きいところでは1年間に1~2メートルくらい隆起していると話した。
1965年、海の中に漂うように沈む船は、終戦後に米軍が港湾整備のために沈めたとされる。防災科学技術研究所の長井氏によると、硫黄島は1年に1mほど隆起していて10年で20m近く上がっている所もあるという。1970年代の地図と最近の地図を比較すると大きくなっているのがわかる。面積は10年前と比べ1.3倍になっている。国土地理院によると2014年に父島を抜いて小笠原諸島で1位の大きさとなった。長井氏は、地下の浅いところにマグマが上がってきて押し上げていることとマグマ自体の量も多いと思うがあまりわかっていないと話した。また他の火山ではなかなか見られない非常に隆起のスピードが速いのが硫黄島の特徴だと解説した。限界はあるが今後も島は大きくなる可能性があるという。