Nスタ それが知りたかった!
コンビニ各社がおにぎりセールに踏み出した。ローソンは来月から独自ルートで入手した2022年・23年のお米をヴィンテージ米とし、それぞれ30円~70円ほど値引きして関東限定で販売予定。ファミリーマートはアプリ会員限定でおにぎり1000円分クーポンを500円で受け取ることができる。セブン-イレブンでは11日~14日まで170円以下の商品に100円などで提供。おにぎり離れはコンビニ離れ。おにぎりから客が離れればコンビニの来店客の減少にもつながりかねない。利益度返しのため期間限定。総務省が調査した家計調査のおにぎり支出額。20年間で2倍にも増えている。民間調査機関によると、自分で作ったものを食べる35.3%、市販のものを食べる50.8%。ローソン・竹増社長は「おにぎりはど真ん中。そのくらい大事な存在。おにぎりで成長してきた」と話している。コンビニのおにぎりの配置は入口から奥の目につきやすいけども歩かないと買いに行けない場所にある。マグネット効果と呼ばれる客を奥まで引きつけて”ついで買い”を誘うとのこと。ただ、米や海苔の価格高騰を背景に最大手のセブン-イレブンはツナマヨネーズのおにぎりを今年に入り2回も値上げ。各社は物価高の中で戦略を練っており、大きなおにぎりを出したり、専門店とコラボレーションしたりなど、付加価値を付けることで広く需要を取り込もうと奔走している。きょう、ローソンとファミリーマートは随意契約の申請が通過したことを発表。ローソンでは1kgあたり360円(税抜)で販売予定。2kg700円。入荷後、最短3日間、1週間で全国販売。ファミリーマートでは1000トンの入荷をし、1kg360円(税抜)で提供。最短で今月6日から、東京・大阪の一部店舗。セブン-イレブンは審査待ちの段階だが、他と差別化を図り無洗米。2kg800円前後、審査通過後、3日程度で一部店舗へ。農水省はスピード感を重視しているので、今回の備蓄米販売については玄米か白米で売るようにしているので、各社こういうふうな戦略を練ったということに。