ひるまえほっと (特集)
新春インタビュー企画として話を聞いたのは、今年の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の主演・横浜流星。横浜流星。数々の映画やドラマに出演する人気俳優だが、実はNHKのドラマは初めて。舞台は江戸中期。幕府公認の遊郭・吉原で生まれたのが、金なし、親なし、家もない江戸っ子・蔦重こと蔦屋重三郎。「べらぼう」と呼ばれた蔦重が、吉原の今で言うガイドブックやファッションカタログなどを作り、次々と才能を発揮していく。江戸の人々を熱狂させる浮世絵師、歌麿や写楽を送り出す江戸のメディア王へと成り上がっていく。その役柄に没頭できるような江戸の世界観も見どころ。所作や芸能の稽古、書物や絵の復元など多くの専門家の下忠実につくり込んでいる。特に江戸っ子らしさを表現するのに努力しているのが台詞。今までの大河のような武将などではなく、描くのは親しみやすい江戸の庶民。その目線も大切にしているという。江戸の文化を華やかにした蔦重とはどんな人物だったのか。横浜は江戸中を奔走する蔦重の魅力を「自分ではなく人のために動く人間」と分析する。権力にも立ち向かう蔦重の挑戦を続ける姿にも注目してほしいという。蔦重を演じるうえで横浜が大切にしていることとは。
今年の大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の主演・横浜流星にインタビュー。横浜を支えるのは豪華キャストたち。成り上がりの老中・田沼意次を演じるのは渡辺謙。蔦重の幼なじみの花魁を演じる小芝風花。他にも片岡愛之助や高橋克実など、江戸の舞台を華やかに彩る。最後に作品への思いを聞いた。大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」の次回の放送は、12(日)夜8時から。また放送から1週間はNHKプラスでも見ることが出来る。