大量のゴミに囲まれて…

2024年6月20日放送 10:22 - 10:26 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュース (ニュース)

イスラエル軍の攻撃が続く中、攻撃によって破壊された建物のがれきなどごみの処理が難しくなっている。また、飲料水などの水質の悪化も深刻化している。ガザ地区での戦闘が始まってからおよそ9か月。処分されないまま積み上がった巨大なごみの山が住民に新たな健康被害を及ぼす危機となっている。人道支援団体はごみの量は33万トンとしており、多くの避難民がごみと隣り合わせの生活を強いられている。悪臭を放つ、ごみの山はガザ地区全体の状態がいかに劣悪であるかを物語る象徴となっている。イスラエルが主要なゴミ集積場に自治体が立ち入ることを禁止している。子ども達は食べたり売ったり使ったりするものを探して危険な行動に出ている。
国連が、ガザでの戦闘の環境面への影響についての暫定報告書を発表した。ガザの土壌、水質そして、大気への環境被害は前例のない規模でかつ、元の状態には戻らないおそれがあるとしている。海水淡水化施設下水処理施設の機能改善の動きは戦闘により後退した。5か所ある下水処理施設は現在、閉鎖されている。爆撃によりおよそ3900万トンのがれきが発生。ガザの環境は頻発する紛争都市部の急速な成長そして、高い人口密度によりもともと問題を抱えていた。専門家は地中海には問題がもともとあったが更に悪化しているとした。


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