大下容子ワイド!スクランブル ワールドニュースペクター
アウシュビッツ強制収容所を、イギリスの君主として初めて訪問したチャールズ国王。「働けば自由になる」と記されたアーチをくぐり、向かった先には、収容された人々の靴やカバンなどが大量に展示されていた。そして銃殺が行われた死の壁に花を手向け、犠牲者を弔った。そこには「特別な追悼」というメッセージが添えられていた。27日にチャールズ国王は、自身がポーランドに開設したユダヤ人コミュニティーセンターも訪問。チャールズ国王は「アウシュビッツ解放80年を記念する国際ホロコースト記念日にポーランドにいることは、厳粛かつ神聖な瞬間。悪がはびこることが許されたとき、人類がどれだけ落ちていくかを思い出す時でもある」と話した。時を同じくしてイギリス・ロンドンでも、アウシュビッツ解放80年の式典が開催された。当初はウィリアム皇太子だけの予定だったが、当日になり急きょキャサリン妃の出席が決まった。そこにはホロコースト生存者に対する強い思いがあった。