羽鳥慎一モーニングショー (ニュース)
きのう、全国で最も暑かった新潟・新津の最高気温は37.2℃で9月の観測史上1位を更新した。鳥取、大阪で35.4℃、山口を含む九州北部地方でも約36℃を観測した。太宰府では36.8℃と9月の最高史上1位、猛暑日日数の歴代最多記録を52に更新した。
人口約2万人の山口・美祢市にある日本最大級のカルスト台地・秋吉台国定公園を紹介。総面積4502ヘクタール(東京ドーム962個分)は、珊瑚礁が長い時間をかけて隆起した。きのう秋吉台の最高気温は32.4℃で今年はまだ猛暑日を記録していない。今年一番暑かった日の平均気温は26.5℃と勝浦や銚子よりも低い。秋吉台の地下100mにある大鍾乳洞・秋芳洞の中は四季を問わず約17.0℃で“夏は涼しく冬は温かい”。秋吉台周辺には400以上の鍾乳洞があり、風穴から冷たい空気が町に流れ込む。さらにカルスト台地から冷たい空気や冷たい地下水が町に流れ込み、秋吉台全体が涼しくなる。日本名水百選・別府弁天池には石灰岩が溶けてできたカルスト台地の湧き水が1分で11トン湧き出ている。清流の日陰などで成長する準絶滅危惧種・ベニマダラも見ることができる。水温は年中14℃ほどに保たれており夏は冷たく冬は温かい。