子どもの大半が睡眠不足 なぜ?/子どもの睡眠時間 全年代で不足/学力の低下も

2025年5月21日放送 13:09 - 13:22 TBS
ひるおび (ニュース)

今、子どもの睡眠不足が増えてきている。子どもの睡眠異常をチェック。1.休日になると平日のプラス2時間以上起床時刻が遅くなる。2.午前中の移動や授業で眠気に襲われる。3.ベッドに入ってから30分以上眠れない。4.起きたい時間よりも2時間以上早く目が覚め、そこから眠れない。5.十分な睡眠時間が取れていると思わない。6.「よく眠れた」という実感がもてない。7.すっきりした気分で起床できない。8.日中の身体的、あるいは精神的な活動・意欲レベルが落ちている。9.日中の学業に対する集中力が維持できない。1つでも当てはまると要注意。推奨睡眠時間が厚生労働省から出されている。1~2歳児は11~14時間、3~5歳児は10~13時間、小学生は9~12時間、中学・高校生は8~10時間。子ども睡眠健診プロジェクトというものがある。東京大学と理化学研究所が共同で小学校~高校までの子どもたちの睡眠の実態を調査。推奨睡眠時間を満たしていない割合は8~9割となった。特に小学5・6年生、高校3年生は95%近く。受験が近づく時期になると睡眠時間を取るのが難しいことが感じ取れる。高校生では各学年の2割以上が睡眠時間6時間未満。清水章弘さんは「学習塾は授業が終わるのがそもそも遅いところが多い」等と指摘。友野なおさんによると、睡眠時間が短いと肥満のリスク増大・メンタルの不調・成績の低下といった不調が起こるという。アメリカの研究では睡眠は学力にも影響。ロードアイランド州の4つの公立高校の生徒3120人を対象に睡眠習慣調査を実施。成績が良い生徒に比べて成績が良くない生徒は、睡眠習慣が約25分短く、就寝時間も40分遅いことが分かった。友野さんは「幼児の場合は分断して眠ってまとめて取れてればいいが、少しずつ幼稚園に上がってくる頃からはお昼寝は無くし、まとめて夜に1回で寝ることにすごく重要性がある。ただ、お昼寝は大人でも推奨されているので、お昼寝は学校の取り組みの中でもやってほしい」等と話した。


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東京大学理化学研究所厚生労働省経済協力開発機構北千住(東京)豊洲(東京)ロードアイランド州(アメリカ)

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