店舗運営の支援へ ぐるなびが厨房機器販売 なぜ

2024年4月5日放送 23:18 - 23:23 テレビ東京
ワールドビジネスサテライト (ニュース)

東京神田に店を構えるや台ずしでは職人の握った寿司を食べながら居酒屋の雰囲気を味わうことができ全国に340店舗を展開している。半年ほど前にモバイルオーダーを導入した。席にあるQRコードを客がスマホで読み込み注文することができる。導入前は客に専用の用紙を記入してもらってすしの注文を受けていた。モバイルオーダーはぐるなびのサービス。人手不足などから効率的に店を運営する方法を考えていたところぐるなびから提案があったという。ぐるなびは飲食店の運営のサポートを強化するための新たな拠点テンポスぐるなびを開設した。ぐるなびは2022年に中古の厨房機器を販売するテンポスホールディングスと業務提携をした。江戸川店はフランチャイズ1号店で調理道具や食器など約30万点の商品を販売。店内にはキャッシュレス決済に対応したレジのシステムなどの商品も販売している。競合する10社ほどの商品が並んでおり客は比較しながら購入する事ができる。業務用の急速冷凍機は冷やしたアルコールで食材を冷凍し5分ほどで冷凍が可能。食品の廃棄ロスの削減につながるという。ぐるなびはコロナ禍で飲食店のサービス解約が相次ぎ今年3月までの1年間の決算は4年連続の最終赤字になる見通し。飲食店のオープンから運営まで総合的に支援することによりサービスを利用する店舗を増やし業績を回復させる考え。飲食店をオープンさせる人に来てもらうということも理由の1つだという。


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