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ゴールドマン・サックス証券の中村修平氏に話を聞く。テーマは半導体製造装置セクター決算総括。WSTSによると、2026年の世界の半導体市場は前年比90%増の1.5兆ドル(約240兆円)と予想されている。1兆ドル到達は2030年頃と言われていたが、生成AIの足元での需要拡大により想定より速いスピードで市場が成長している。半導体製造装置市場が好調の背景は半導体デバイスの需要が供給を上回る状況から主要半導体メーカーが生産能力を拡大させている。個人銘柄の着目点は技術変化や独自技術あるいは市場シェア上場等でセクター平均を上回るような売り上げ成長が見込まれるかどうか。2つ目としては売り上げ拡大が利益率の大幅な上昇につながるかどうか。中村氏の注目企業はレーザーテックと荏原製作所。レーザーテックはフォトマスク(検査装置)が主力。ACTIS(アクティス):EUV光源(極端紫外線)使用、高い解像度で検査、世界シェア100%。今後、高い解像度でのマスク検査が求められることで需要の拡大を見込んでいる。荏原製作所は半導体関連装置のほか、ポンプ・冷熱機械・送風機など複数の事業を手がける。CMP:シリコンウエハーの表面を削る装置→需要が拡大。2つの会社を詳しく見ていく。レーザーテックの株価を占う上で需要な指標は受注高。27年6月期の受注高は3000億円台後半、28年6月期は4000億円と予想しており、過去最高だった22年6月期を大きく超えていくると考えている。リスクは最先端プロセスの採用遅延、「ACTIS」の競合。レーザーテックの株価を伝えた。荏原製作所のポイントは半導体関連の事業を指す精密・電子セグメントの受注・売り上げ・利益確保は会社計画上振れの可能性が高いとみている。リスクは半導体メーカーの設備投資の鈍化、半導体関連以外の事業業績低迷。荏原製作所の株価を伝えた。各社の投資判断を伝えた。半導体などには必ずシリコンサイクルと呼ばれる定期循環のサイクルがある。足元の半導体需要を牽引しているのは間違いなく生成AIだが、ハイパースケーラーと呼ばれる人たちの設備投資の動向次第では今後の成長率に変化が出る可能性に関しては留意が必要。投資はあくまでも自己責任と呼びかけた。
