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来月からオリンピックの代表選考に関わるワールドカップが開幕。25歳にして夏冬通算5回目のオリンピック出場を目指す挑戦が始まる。4歳のときから冬はスノーボード、夏はスケートボードに打ち込んできた平野選手。初めてのオリンピックは2014年、15歳で出場したソチ大会。冬のオリンピックで日本史上最年少のメダリストになった。そして続く2018年の平昌オリンピックでは19歳にして2大会連続となる銀メダル。さらに3回目は夏の東京オリンピック。スケートボードとスノーボードの二刀流、唯一無二の道を歩んできた。そしてそのわずか半年後、4回目となる北京オリンピックへ。東京からわずか半年、スノーボードで日本勢初の金メダルという夢を成し遂げた平野選手。25歳となった今の思いを聞くと「オリンピック終わってからも自分と戦っていたい気持ちは抜けなくなっている。」と話す。次なる挑戦はオリンピック連覇。そのカギとなるのが新しいトリック。しかし新技への挑戦には大きな壁がある。北京オリンピックで平野選手は斜め軸に縦3回転、横に4回転する「トリプルコーク1440」など大技を連発。平野選手の演技構成がこれ以上進化するのは危険とまで言われていた。それでも今年9月、地元・新潟に新たにオープンした練習場で平野選手が披露したのは縦に2回転、横に4回転半する「ダブルコーク1620」。横回転を増やした初披露の大技だった。北京を超える新技を取得しオリンピック連覇を目指す。平野選手は「次の2連覇もかかって、そこをめがけてやっている。自分のレベルアップしたところを自分自身で見たい。すごくワクワクしている。」などと語った。あすは子どもたちに語ったオリンピックへの思いについて特集する。