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コメ不足と新米の価格が高騰している問題。新米価格について、JA全中が会見。一部の店頭価格、5キロ3000円や4000円は「一時的なものと考えている」とコメント。肥料、燃料などが高止まりする中、消費者が適正な価格を理解することを求めた。コメの節約術について街の人に聞くと「もち米を1割ぐらい混ぜる」「パックご飯でしのぐ」という人も。ただしパックご飯も値上げ。サトウ食品は「サトウのごはん」シリーズの全商品64品目を12月2日出荷分から値上げすると発表。値上げ幅は約11〜14%。「新潟県産コシヒカリ」200gは189円から211円に、5食パックは924円から1043に引き揚げられる。減量のコメの価格が急激に高騰。資材費、人件費、物流費などが上昇していることも要因だという。
一方、農水省がある動画を公開。新潟県でコメの収穫や出荷が進む様子を紹介した。これは最近、一部の店舗などでコメの品薄状態が続いていることの要因として、農水省の情報発信が足りなかったとの指摘を受け公開したもの。農水省は、消費者を安心させる情報提供に努めるとして、今後もホームページで、現在の販売状況や産地からの出荷見込みなどの情報を発信していくという。三河屋精米店では一時は一見さんお断りの状態だったが自由に売るようになった。おととい、1800キロの新米を入荷。それを聞きつけたのか、客の数が倍増。品薄と価格高騰。ダブルパンチとなった令和のコメ騒動。きのう坂本農水大臣は、卸売り業者などに対し、円滑な流通の確保に向けた対応を改めて要請した。