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米国のトランプ次期大統領は、エネルギー政策を担う国家エネルギー会議を新たに設け、議長に中西部ノースダコタ州のダグバーガム知事を起用すると発表した。新たに設ける国家エネルギー会議の議長に起用されることになったのは、全米でも有数の化石燃料の資源を抱えるノースダコタ州のダグバーガム知事。地元のソフトウエア会社を急成長させるなど実業家としても成功を収め、全米の州知事の中で最も裕福な1人と言われていて、連邦政府が所有する土地の利用についての許認可などの権限を持つ内務長官を兼任する。トランプ氏は声明の中で“米国には膨大な量の黄金の液体や価値ある鉱物資源が眠っていてエネルギー生産を拡大し経済を成長させる。バーガム氏が米国とそのエネルギーを再び偉大なものにするだろう”としている。バーガム氏は、バイデン政権が推し進めてきた気候変動対策を大きく転換させ、トランプ氏が訴えてきた化石燃料の増産などに取り組むことになる。