モーサテ (ニュース)
FRB(連邦準備制度理事会)・パウエル議長は、ECB(ヨーロッパ中央銀行)フォーラムの討論会に登壇。発言内容について。岡三証券・松本史雄さんがスタジオで解説。松本さんは「基本的にはデータを確認していくとのスタンス。特に強く材料視するものはないが、個人消費物価指数の結果が1年前から目覚ましい進展と評価していることから、ややハト派的印象。株式市場にとっては、少し好感された形」などと述べた。昨日の日経平均は約3カ月ぶりに4万円台突破、パウエル議長発言はきょうの株価に大きく影響しない?松本さんは「大きく影響はしないと思うが、米国株が上がり、ハト派的、利下げへの道筋が見えてきたことであれば、米国景気が改善に転じていく。日本にとってプラスと評価していい。日本のきのうの上昇は、為替の円安が企業業績にプラスになるとの評価もある。利下げになると円高になるのではといったところも見ていかなければいけない」などと述べた。