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日銀はきょう2日目となる金融政策決定会合を開き、今の金融政策を維持することを決めた。政策金利を据え置き短期の市場金利を0.5%程度で推移するよう促す。日銀はことし1月に開いた前回の会合で追加の利上げに踏み切ったばかりで、アメリカのトランプ政権が次々と関税政策を打ち出し先行きの不確実性が高まる中、今は政策金利を据え置いて経済や物価の情勢を慎重に見極めるべきだと判断したとみられる。一方、国内では米の価格上昇を背景に直近の消費者物価の上昇率は生鮮食品を含めた総合の指数が4%だったほか、除いた指数でも3%を超えている。このあと植田総裁は会見を開き、今後の物価の見通しやトランプ政権の関税政策の影響について説明するとみられる。また植田総裁が今後の利上げについてどのような考えを示すのかも焦点となる。日銀本店の映像。