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きのうの両院議員総会後、旧安倍派の議員から総裁選の前倒しについて前向きな意見が相次いだ。自民党で最大派閥だった旧安倍派が活発な動きを見せている。先月23日には派閥の幹部4人が集まり、今後の政局をめぐり意見交換。今月5日には幹部らを含む約20人が参加した会合が行われた。派閥に残った資金の清算の経緯などが説明されたほか、今後も連携を強めることが話された。参議院選挙の歴史的大敗以降旧安倍派議員の一部からは石破総理に対し、退陣を要求する声も出る一方、5日、石井準一参院国会対策委員長は裏金事件で党員資格停止処分を受けた下村博文元文部科学大臣が次の衆議院選挙で党の公認候補予定者となる東京11区の支部長に選任されたことを批判した。旧安倍派が再び主流派に返り咲く可能性はあるのか。