旧文通費改革 自民×維新“決裂”の真相/政治とカネ…自民×維新“決裂”の波紋/審議迷走、合意決裂…この国会は何だった

2024年6月23日放送 7:58 - 8:13 フジテレビ
日曜報道 THE PRIME (ニュース)

視聴者アンケート「改正法案に衆院で賛成、参院で反対した維新の対応は?」理解できる、理解できない、どちらとも言えない。
日本維新の会は衆議院では改正政治資金規正法自民、公明との合意で成り立たせた上で賛成したと。一方、参議院では旧文通費についての約束が守られていないと反対に回った。日本維新の会・政調会長・音喜多駿氏は、セットとしていた旧文通費と政策活動費の1つが崩れてしまったと言及。弁護士・橋下徹氏は「国会は立法機関で法案を見なければいけない」と指摘し、「他事考慮」という言葉を挙げた。自民党・政調会長代行・田村憲久氏は「今国会はできなかったが、早く。自民党内に抵抗勢力がいれば説得する。ぜひとも自民党がどうではなく、前向きに次の国会に向かって努力していきたい」と話す。さらに、橋下氏は「党首会談で岸田さんが『今国会でやる』と言ったのか」「馬場さんが完全に確認ミスしているのに、それは裏切りにならない」と厳しく追及した。
国対委員長も絡んでいたという話もあるが水面下の交渉担当者同士の口約束が守らなかったということが今、焦点になっているわけで政治家同士の口約束というのはどれくらい重いものなのかという話になってくる。田村氏は、党内の口約束はいい加減なところがあると明かしたうえで、政党同士は信頼関係なので重いが言った言わないになることもあるので文書に残した方が良いという見解を示した。橋下氏は再度、維新側が党首会談での確認を怠っていたと指摘。これに音喜多氏は「二段階の確認をしたと聞いている」と反論するが、文書に期限の文言はなく、橋下氏は「党首会談がセレモニーになっている」と指摘した。「改正法案に衆院で賛成、参院で反対した維新の対応は?」視聴者アンケートの結果は、理解できる55%、理解できない40%、どちらとも言えない5%。日本維新の会・馬場代表は「本気でやる気があれば国会の会期延長したらいいではないか」と話している。田村氏は会期延長について、外交日程や総裁選との兼ね合いで難しかったのではないかなどと話し、憲法改正も絡むとさらに時間がかかるものになるという見解を示した。一方、橋下氏は音喜多氏に「本気で自公と戦うと言うなら、立憲民主と維新で候補者のだぶつきを整理するべきでは」などと提言した。
岸田総理に対しては公然と不満の声も聞こえている。茂木派の東国幹衆院議員は「岸田総理は再選などゆめゆめ軽々しく口にすることではない」、麻生派の斎藤洋明衆院議員は裏金問題の対応を受け「責任は最終的に誰かが取らなければいけない」と発言。岸田下ろしにつながる可能性はあるのか。


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