シューイチ 田辺大智リポート
新米の中でも早場米の出荷が始まっている。気になる新米の味や価格はどうなるのか、千葉県匝瑳市のコメ農家を取材。千葉県は米の生産量トップ10に入る。先週から新米の収穫を始めたというコメ農家では、千葉県で開発された銘柄「ふさおとめ」を収穫していた。コメ農家の伊藤秀雄は今年の新米の出来について「バッチグー」などとコメント。試食した田辺大智は「水分量があって噛めば噛むほど甘みが出てくる」などとコメント。関東の新米は早場米の生産量が多いため、今年の新米の価格を左右するといわれている。伊藤によると新米はほとんど4000円超で、ちょっと高いなと生産者として思っているという。
田んぼのある千葉県匝瑳市の隣、旭市の「道の駅 季楽里あさひ」には、ふさおとめの新米が販売されていた。5キロで5280円、去年の1.5倍の値段だという。道の駅の浪川員充駅長は、今年は猛暑で農家も手間がかかっているため「このぐらいの価格でもいいのかな」などとコメント。今週発表された最新のコメ平均価格を見ると、備蓄米を含むブレンド米5キロの価格は2999円、銘柄米は前の週より45円下がり4202円となったが、4000円台と高止まりが続いている。流通経済研究所の折笠俊輔は「令和7年産の新米は5キロで4200~4300円」などとコメント。今後、米全体の価格が安くなる可能性については「豊作だったら価格が下がる」と説明した。田辺大智は「食べて応援したい」などとコメント。
