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埼玉県羽生市は江戸時代には利根川の対岸、群馬とを結ぶ交通の要として栄えてきた。懐かしい風景が今も残っているという。今回、昭和が大好きなムード歌謡の歌手、タレントのタブレット純が羽生市のレトロスポットを訪ねた。歩いていると早速、気になるものを見つけた。街なかに埋もれてしまいそうなリフォーム専門店の看板に注目。続いて訪れたのは倉庫ではなく博物館。この施設のキヨチ館長は白衣を着て現れた。ここは昭和45年生まれの館長が見てきた懐かしいものが展示されている。貴重なおもちゃはもちろん、当時一世をふうびした人形やSF児童書、昭和に活躍した漫画家の作品なども所狭しと並んでいる。この博物館、入館時に注意事項に同意して見学後に自分で決めた金額を寄付する仕組みになっている。さらに奥には昔懐かしのゲーム機がずらり。今回は特別にゲーム機で遊ばせていただいた。
レトログッズで懐かしんだあとは、パブスナックへ。昭和の雰囲気に満ちあふれる店内にはたくさんの常連が集まってくれていた。ムード歌謡の貴公子、純はここでも大人気。店は昭和生まれの岡戸弘美さんと由美さんが切り盛りをしている。レトロな雰囲気がいいと映画の撮影にもたびたび使われている地元でも人気のお店で、母が開業した店を姉妹で受け継いだという。ステージでカラオケが楽しめるこのお店。タブレット純は去年のNHK、ラジオ深夜便のうたにも選ばれた「銀河に抱かれて」を歌い92点を獲得して見事、メダルを獲得した。昭和の薫りが残る羽生市、昭和レトロなものや場所だけではなく多くの人たちにも触れ合うことができた。