ワールドビジネスサテライト (ニュース)
アメリカ カリフォルニア州クパティーノにあるアップル本社で、AirPodsなどの音響製品に関する最先端の研究開発現場を取材した。無音の状態が作られた空間では、自分の血液の循環が聞こえ”地球で最も静かな空間”と言われる。WHOによると世界で約15億人が聴力に何らかの問題を抱えているが、AirPodsには聴力を検査したり、聴力の補助する機能が搭載されている。約50のスピーカーが設置された「オーディオラボ」では日常のさまざまな音響空間を再現できる。アップル 医学研究 ラジブ・クマール氏は従来の補聴器との違いについて「生活に根差して個人に最適化されている」と述べた。ハードウェア開発責任者 ケイト・バージェロン氏は「ハードウェアとソフトウェアを深く統合しないとこのサービスは実現できない」とし、iPhoneなどの製品群とつながることで強さを発揮すると強調した。