未来を担う「大学」夢に向かう学生に密着

2025年3月6日放送 0:58 - 1:11 TBS
ふるさとの未来 ふるさとの未来

今回は北海道函館市。人口24万人の年で年間500万人以上が訪れる観光都市。函館空港か車で15分の場所にあるのが公立はこだて未来大学。2000年に創立した。鈴木恵二学長はこの大学について、コンピュータを使い、世の中の仕組みそのものを考えるような能力を身につけていくというのが特徴になるという。単科大学でシステム情報科学部がある。学生数は1052名。この大学は函館市立ではなく、2市1町で運営されているという。そして就職率が高く。通信業界に限るとNTT、KDDI、ソフトバンクの3大通信を含む9社への実就職率は1位。近年では30社のIT企業が函館市に進出。その背景にあるのはこの大学の存在があるため。卒業生も社会で活躍している。富士通に勤務する本多達也さんは、2015年に大学院を卒業し、フォーブスで30歳未満の重要人物に選出されたことも。現在オンテナという音を振動や光で感じるデバイスを開発している。大学時代に開発をスタートさせたという。大学のいいところは先生が多様で、デザイン、理論、メカなどの専門がいて、また先生との距離が近いのも魅力だという。実際に校舎のなかは一面ガラス張りで、吹き抜けになっていて誰が何をしているのかがわかる。これには未来大がオープンマインドという精神を養ってほしいとの思いが込められている。
鈴木さんは建物について長い時間をかけて決定したものだという。また元々人工知能の研究をしていたがAIを使ってロボットやドローンの応用の開発をしたという。また公立ということで学費については私立ではないので抑えられているという。またIT業界は人材不足で、本学の学生に注目してもらい、本学との連携をもとに色々やってみたいと答えた。


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