未来を見据えて「人が集まる」まちづくり!開発スタートから半世紀・みなとみらいの転換

2025年3月9日放送 16:43 - 16:52 テレビ東京
メルクリウスの扉 (メルクリウスの扉)

今年1月横浜みなとみらい21でイベント「YOXO FESTIVAL2025」が開かれた。120を超える企業やクリエイターが、未来を提案する試みは、今年で3回目。ブース・らくガッキでは、用意されたタブレットに書いた落書きがスクリーンに現れ、手をかざすとメロディーが。会場には電動の三輪車も用意された。働キーマンは三菱地所横浜支店・新妻弘紹さん。みなとみらいのエリアマネジメントを担当している。開催も3回目を迎え街にも参加する企業にも価値あるイベントになってきた。横浜未來機構・渡邉巧さんは「ここに出るためにスタートアップと大企業がコラボして企業開発し出展。成果発表、試せる場として認知されてきた」と語った。新妻さんは「企業同士もだが、子どもたちがイベントで触れて、体験できたと思うと愛着がわいてくる。将来のまちづくりにつながってくる」と語った。
横浜ランドマークタワーの竣工から31年あまり。今みなとみらいを訪れる人は年間約7,800万人に上る。街の人気は定着したが、いつまでも魅力的であることが大きな課題。新妻さんは「街を育てていくフェーズになっている」と語った。コンサートや大型イベントの会場となるぴあアリーナMMは新妻さんにとって心強いパートナー。年間来場者は150万人以上。去年はぴあ・西之坊真美子さんと組んで世界最高峰といわれる踊り子を集めたフラの来日公演「Na Po’okela2024」とコラボができた。新妻さんは会場とみなとみらい駅の間にあるグランモール公園でのイベントを企画。ハワイフェスティバルは経済効果も含め大成功だった。
毎年恒例の桜通りを中心に開かれる「みなとみらい21さくらフェスタ」はみなとみらいの春を告げる風物詩。パレードが練り歩き、キッチンカーもずらりと並ぶ。ただし、みなとみらいはクリーンなエネルギーの積極的利用が求められる「脱炭素先行地域」。バッテリー製品の開発者であるLEALIAN・佐藤俊代表取締役を巻き込んだのはそのためだった。三菱地所ではスタートアップ企業を支援しており、佐藤代表の会社もそのなかの一社。さくらフェスタで使おうと考えているのが、LEALIANが開発したバッテリーである。


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