- 出演者
- 南原清隆 角谷暁子 北斗晶 天野ひろゆき(キャイ~ン) 西村瑞樹(バイきんぐ) 鈴木奈々
オープニング映像。
オープニングの挨拶。
廃校は全国で8580校。約7割が社会教育や体験交流の施設に。廃校再生プロジェクトを紹介する。
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- 文部科学省
千葉・南房総市の旧長尾幼稚園・小学校を紹介。現在はシラハマ校舎と名前を変え、校庭に並ぶ別荘は300万円で18棟が完売。6畳1間で現在20組が購入待ち。いつでも予約なしでグランピングを楽しめる。房州海老入り海の幸カレーを紹介。
北海道・新冠町の旧太陽小学校を紹介。15年前に美術館として再生。主にジェラール・ディマシオの作品を展示している。目玉はギネス世界記録の油絵。ディマシオが3年かけて完成させた。15年間でのべ10万人以上を動員。
青森・大鰐町の旧大鰐第三小学校を紹介。廃校で作られるグルメが新名物になっている。
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- 大鰐町(青森)
茨城・河内町の廃校再生プロジェクトを紹介。消滅可能性自治体のひとつで町の活性化が課題。4つの小学校が統合して新たな小中一貫校がつくられ、旧生板小学校は2018年に廃校となった。現在は毎週月曜日に教室を開放し、高齢者や子供たちにパソコン教室を開いている。廃校での町おこしのために河内町の自慢を調査。
酒井一圭が河内町の魅力を調査。河内町の自慢ポイントは、米がうまい、利根川の土手でよもぎが採れる、蕎麦がおいしい、将来のスター候補・工藤たけるに会える、出会って5分で20キロの米をくれる優しい人がいる、プロ野球選手を輩出、7年前から冬限定のイルミネーションを開催。どんなプロジェクトができるのか?
茨城・河内町の廃校再生プロジェクトを紹介。廃校で何をやってほしいか町民に聞くと、名物ラーメンを作ってほしいとの声が多かった。そこでSDGsラーメンプロジェクトが始動。鈴木奈々と蒙古タンメン中本の白根隆也が食材探しへ。旧長竿小学校では9年前からチョウザメの養殖を行い、7年目にキャビアを収穫。魚の飼育で出た水を野菜の栽培に利用している。チョウザメの肉と軟骨をGET。茨城県では規格外のレンコンが年間400万トン廃棄されている。廃棄レンコンを使ったレンコンパウダーを紹介。現在レンコン麺を開発中だという。
廃棄レンコンの麺を試食。手に入れたレンコン麺とチョウザメの肉と軟骨を使い、白根隆也がラーメンを試作した。食材集めから1週間後、SDGsラーメンの試食会を開催。はたしてどんなラーメンになったのか?
鈴木奈々がラーメンが出来たと試食会に登場。蒙古タンメン中本が河内町の食材を使ったSDGsつけ麺。白根隆也は、試してみて思ったのがおいも独特のデンプン感があったので、占めたら中華麺と冷麺の間位などと説明した。チョウザメの油っぽさを冷やした麺にし解決。鈴木奈々は、食べて、今まで食べたラーメンで一番美味いかも、とコメントした。このつけ麺にはもう一つSDGsなトッピングが。それがチャーシュー。塚原牧場の梅山豚で作ったもので、この豚の飼育に使われているのがパンの耳や乾燥パスタの切れ端など、廃棄食材を餌に利用。こうして廃校再生プロジェクト・SDGsつけ麺の試作品が完成。スタジオで食べた南原はモチモチしてますね、ラーメンもそうだけどうどんでも行けるとコメントしていた。
河内町では、7年前から約50万球を使ったイルミネーションイベントが開催されている。河内町役場のイルミネーション担当の小更良太さんは、イルミネーション、廃校がある状態、そこを上手く結びつけられるような、にぎわいのある場所が出来たら廃校を利活用できたら、と話した。名物を廃校でやれば新観光のスポットになるかもしれない。イルミネーションを使って廃校でSDGsな映えスポットを作ろう。バイきんぐ西村は、前回のロケで廃油で動く天ぷらカーにのって17時間くらいやったと話した。今回は廃油で作られた廃油キャンドルを紹介。今回手伝ってくれるのが、廃油キャンドルアーティストの今城竜也さん。廃油を集めて燃料やキャンドルにリサイクルするABURABITOという会社の方で、様々なイルミネーションイベントを手掛けている。廃油は飛行機にも使われていて、EUでは航空燃料に2%以上の廃油などから作られた循環型燃料の混合を義務化している。循環型燃料は二酸化炭素の排出量も原油に比べて8割も削減できるという。今回は住民から廃油を集め、1からキャンドルを作り、人が集まる映えスポットを作っていく。廃油キャンドルを作るための廃油の量の目標は5リットル。西村が廃油集めを開始。
廃油探しを始めた西村たち。廃油をくれる人を探すこと5分。人がいたので廃油があるか聞くとないと言われたら、しつこく食い下がる西村。すると、使用済みの油200mlをゲット。トラクターが動いているのを発見し、話を聞き、妻に電話をしてもらうと廃油があることを確認。教えてもらった住所を訪ねると、味噌の入れ物3つ分の廃油があった。さらにかきもちを作ってると聞き、食べさせてもらった。茨城県南部では、自家製の米を持ちにしてかきもちを作る家が多い。その後、連敗が続きかきもちだけが増えていく。
廃油探しをしているときにすれ違ったバイクに乗った女性。いわゆる三段シートのバイクに乗った21歳の女性。茨城ギャルの関口彩嶺さんと48歳の大沢光平さんと1歳の娘さん。生板小学校が母校だという関口さんに廃油でキャンドルを作って並べて点灯してイルミネーションをやると説明。廃油を給油するため彼女の自宅へ。家で廃油をもらった。
廃油探しから4時間だがまだ目標の半分。このままだとまたとんでもないロケ時間になってしまう。古民家を改装したSDGsな蕎麦屋さんを発見した西村は、ここなら絶対あるはずと聞いてみると18Lくらいあるという。こちらでは大量にあげる油をためて業者に引き取ってもらっているという。キャンドルに必要な廃油は集まった。
学校へ戻り、廃油キャンドル作り。河内町の方と一緒にキャンドルづくり。まずは大きいゴミを取り除くためこしていく。次に廃油と水を混ぜて分離させるとゴミが水にくっつききれいな油になる。しばらくおいてみるときれいな油だけが上に浮いてくる。上澄み部分だけを救って、ろうと混ぜてカップに流し込み、芯を入れていく。20分後固まれば完成。続いてイルミネーションをデザイン。廃油キャンドルアーティストの今城さんは、横浜港150周年イベントなど数多くのイベントを手掛けてきた。廃校を舞台にしたSDGsイルミネーションはどんなものが出来上がるのか。河内町の特徴を取り入れながらデザインを作る今城さん。最後はみんなでキャンドルを配置。河内町の特色を生かしたイルミネーションとは。廊下に50灯のキャンドルがあり、メインの教室へ入る。
廃油キャンドルでイルミネーションを作った教室に入ると、キャンドル400灯を並べたSDGsイルミネーションが完成。手前のキャンドルは河内町を流れる利根川をイメージ。さらに向こうに見えるのは、河内町の名産品のレンコンの花・蓮。机の上は田んぼと稲を表現。田んぼの真ん中には河内町公式キャラ かわち丸が。みんなが写真を取りたくなる映えスポットが出来た。河内町役場の小更良太さんは、廃棄してしまうものがみんなに綺麗なものを見せてくれるのは素敵なことだと思うとコメント。