川島明の辞書で呑む (川島明の辞書で呑む)
今回は「く」から始まるワードを紹介していく。「空谷の跫音」は孤独に暮らしているところに思いがけない来客があったり頼りが届いたりするうれしさのたとえ。武田真一は単身赴任時代に宅配便が来たら寂しいやつだと思われないようにすぐに出ないようにしていたと話した。川島はドラクエXをプレイ中にドラクエの生みの親の堀井雄二が野垂れ死に寸前だったところを助けたというエピソードを明かした。
「偶作」は詩や歌などのふとできあがった作品を意味する言葉。サーヤはシャワー中などネタを降ろすルーティンがあると明かした。「口三味線」は口で三味線の音色や節をまねること。武田真一は即興で口三味線を披露した。「口三味線」は江戸時代の三味線の教え方が語源。「口車にのせる」と同じ意味合いの「口三味線にのせる」という使い方もされる。
「口過ごし」はその日その日の暮らしをしのいでいくことを意味する言葉。一行は口過ごし時代を振り返り、テレ東で「口過ごし飯旅」がありそうなどと話した。「口幅ったい」はえらそうなことを言うことを意味する言葉。相手に対して謙遜する時に使う。