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次のメンテナンス現場はホテル椿山荘東京。客室およそ260あるこのホテルで宿泊料金が最も高いのはたった1部屋しかないインペリアルスイート。1泊132万円。床面積はテニスコートほぼ1面分の広さ。ベッドルームは3つ。家具、調度品も含めラグジュアリーなこの部屋をきれいにメンテする仕事人、この道9年の金森富士子さん。100人近くいる清掃アテンダントの中でトップレベルの腕の持ち主。まずは動かせるものは全部動かし隅々まで拭き上げる。意外な場所の忘れ物も見つかるという。大事なのは調度品や備品の配置を完璧に覚えておくこと。金森さんは9年前まで専業主婦だった。続いて力仕事のベッドメイク。枕カバーの交換からクリーニングしたカバーと枕の角がジャストフィットするように。ベッドメイクをしながら仕事人は窓の汚れもチェック。作業開始から20分。ベッドメイクが終了。東京・文京区の映像。