モーサテ (経済情報)
明治安田アメリカの長谷川悠貴さんに話を聞く。長谷川さんは「先週ベージュブックが公表されたが、アメリカ全体の経済活動に関するコメントがトーンダウンしていることが気がかり。10月の報告では前月からほぼ変化なしと記載されたが11月は前月から減速とされた。消費者の信用状況は健全ではあるものの延滞が増加と指摘。新たにクレジットカードローンの滞納の割合は2%と高い水準。クレジットカードローン以外に自動車ローンや学生ローンを抱えている場合は新規滞納者の割合の増加が目立つ。Z世代やミレニアル世代での新規滞納者が増えている。富裕層であるベビーブーマー世代では目立った増加がみられず家計の状況に余裕があるものと考えられる。株式市場で若い世代をターゲットに事業を展開する企業よりはハイエンド製品やサービスを扱う企業のほうがダウンサイドリスクは小さいと考える」などと述べた。