気仙沼と神戸をつなぐ歌 贈ってくれてありがとう

2025年3月8日放送 16:37 - 16:47 NHK総合
ありがとうを3.11に伝えよう委員会 ありがとうを3.11に伝えよう委員会 2025

気仙沼市立階上小学校には、10年以上、朝の会などで合唱されている歌がある。タイトルは「充」。震災当時、階上小の教師だった小野寺香織さんが感謝を伝えたいのは、この歌を贈ってくれた小椋先生と吹奏楽団 PASSION。震災から2年後、地元の地福寺で開かれたコンサート。そこで小椋先生たちと生徒らが歌っていたのが「充」だった。小野寺香織さんは音楽も心の復興になるんだなと思い、小椋先生から楽譜を送ってもらい学芸会で合唱した。小椋伸人さんは高校生の時に阪神・淡路大震災を経験しがれきの中で大きな無力感を感じていた。東日本大震災が起きたときには教師となっていた小椋さん。震災の2日後くらいに子どもらが言葉を持ち寄り「充」を作詞した。2025年1月11日、小野寺さんが中心となり立階上小・中の子どもたちや卒業生をコンサートを開いた。阪神・淡路大震災から30年、大きな被害があった神戸市立長田中学校とオンラインで結び、「充」の合唱を届けた。
小野寺香織さんが「すてきな曲を、そして素晴らしい交流をありがとうございました、これからこの支援の輪をのとや他の被災地につなげていきましょう」と感謝の手紙を贈った。


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