大下容子ワイド!スクランブル (トップニュース)
JR東海の「ドクターイエロー」。おととい東京から博多へのラストランとなった。富士山を背景に新幹線が走る有名な撮影ポイントには数え切れないほどの人が。1964年に開業した東海道新幹線。白地に青い帯をまとった”夢の超特急”は1日約43万人をはこぶ日本の大動脈となった。いまだかつて死亡事故はゼロ。こうした安全運行を支えてきたのが「ドクターイエロー」。ラストランを迎えたJR東海のT4編成も、2001年の導入以来約24年間にわたり点検作業を行ってきた。ドクターイエローの内部とは。先頭車両には通常の新幹線にはない「前方監視カメラ」が設置され、車内からその映像を確認することができ、車内の揺れの情報がわかる「動揺チャート」が表示されるようになっている。車両の天井部分には「観測ドーム」が設置され、車内専用の座席からパンタグラフの状況など細かく点検を行っていく。今回引退するのはJR東海・T4編成で、JR西日本・T5編成は2027年めどに引退予定。