注意 32都道府県に熱中症警戒アラート ”蓄積脱水”の患者が増加

2025年7月9日放送 17:59 - 18:06 日本テレビ
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きょうから夏の風物詩「ほおずき市」が浅草・浅草寺で始まった。今日と明日の間に参拝すれば、4万6000日分”約126年分の御利益”があるとされていて、境内には多くの人が訪れていた。しかし、きょうも厳しい暑さとなった東京都心。朝から気温が高くなり、広い範囲で体温超えの危険な暑さとなったきょう。今年最多となる、東北~九州の32都府県に熱中症警戒アラートが発表された。
体温並みの気温となった群馬県前橋市で行われていたのは、明後日から始まる七夕まつりの飾りつけ。暑さの中、対処が必要な熱中症。きょう東京消防庁管内では、男女52人が熱中症で搬送された。熱中症予防に力を入れる部活動があると聞き尋ねたのは、茨城県にある「茨城県立守谷高等学校」。インターハイ出場経験もある強豪の剣道部では、練習が始まるとすぐに水分補給の時間になった。この剣道部では15分に1回休憩を取り、休憩時間以外も水を飲めるという。更に、暑さの状況をみて練習内容を変更。あまりに暑いと休みになる日もあるという。熱中症対策に力を入れる理由は、顧問自身の経験にあった。夏の大会の前に熱中症で搬送され、大会には出られたがベストなコンディションではなかったことで後悔が残っているという。
全ての年代で対策が必要な熱中症だが、危険な暑さが続く中で急増する症状があるという。それが「蓄積脱水」。摂取する水分よりも汗などで出ていく水分が上回り、脱水状態が翌日以降にも蓄積されてしまう状態。きのうも、けん怠感などを訴えクリニックを訪れた中学生。長時間の野外活動などはなかったものの、”蓄積脱水”で熱中症の症状が出てしまったという。”蓄積脱水”の恐ろしさは症状が出るまで気づかない所にあるという。予防にはこまめな水分摂取が一番だが、工夫もできると言い、牛乳・ヨーグルト・プロテイン飲料などタンパク質を含むような水分摂取もすると対策に有効とのこと。明日は、東北地方で暑さが収まるが関東から九州は厳しい暑さが続きそう。


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