熱中症対策で学校にも変化

2025年9月10日放送 21:25 - 21:34 NHK総合
ニュースウオッチ9 (ニュース)

きょうも西日本では各地で猛暑日となった。広島県安佐南区の小学校では熱中症のリスクを下げるため水泳の授業をことしは9月から実施。例年は6月から行うとのこと。茨城県水戸の学校では空調設備のある屋内施設で運動会を開催。9月になっても猛烈な暑さが続く中、この時期気をつけなければならないのが新学期を迎えた子供たちの熱中症対策。去年9月の熱中症患者搬送者数は子どもが1200人以上にのぼった。子どもを熱中症から守る施策として神奈川県横須賀市の中学校では独自ガイドラインを作成。暑さ指数をリアルタイムで計測し体育の授業を体育館で行うなど臨機応変に対応している。八王子市立恩方中学校では体温の急激な上昇を防ぐためグラウンドでの運動の前で空調の効いた体育館で準備運動を行う「プレクーリング」を実施している。
毎年約100トンのハチミツを生産している福岡の養蜂場ではミツバチの産卵が暑さにより激減。梅雨が短く猛暑日が続いたことなどが影響しているという。ハチの数は2割り程度減少する見込み。静岡県掛川市の農園ではイチゴなどの生産にミツバチを活用している。ミツバチの受粉による経済効果は約1800億円とも推計。猛暑が長引くと活動が低下するためこの農園ではハウスに遮光材を吹きつけ温度上昇を防いでいる。専門家は「ミツバチが高温によって十分に働けなくなると農業生産に悪影響が出て食卓にも影響が出ることは十分に考えられる」と話した。


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