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きのう開幕した全国高校総体。会場で強化されているのが熱中症対策。フィニッシュ地点の近くにはドリンクや冷水などを用意、選手がすぐに体を冷やせる態勢が整えられた。さらに控え室には応急処置として全身を冷却するためのアイスバスを初めて設置。また炎天下となる主に昼過ぎの実施種目ではレースを減らす対応が取られた。広島市実行委員会・常井慎太郎事務局長は「いろいろな取り組みを進めてきた」などとコメント。早稲田大学スポーツ科学学術院・細川由梨准教授は「自分は大丈夫という考えはいったん捨てたほうがいい」などとコメント。その上で今後は大会の実施時期の見直しなど、より踏み込んだ対策も考えていくべきとしている。