猛暑で異変 遅れる紅葉・倒木の危険性

2025年9月24日放送 9:03 - 9:11 日本テレビ
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日本一早い紅葉で知られる北海道・大雪山系では、今月中旬から色づき始め、一部ではすでに見頃を迎えている。樹木医によると、猛暑や雨不足といった気候変動の影響で、紅葉の見頃は10年前と比べて、10日から2週間ほど遅れているという。福島市の吾妻小富士では、例年、今の時期から10月上旬に紅葉の見頃を迎える。駐車場から登山道が続いていて、初心者でも登りやすいコースとして親しまれている。ことしは、まだ色づいていない葉が多く、一部は枯れていた。山頂までは約10分。きのうは、山肌も緑が多く、本格的な紅葉シーズンはまだ先とみられる。記録的な猛暑などの影響で、例年よりも色づきが遅くなっているという。例年見頃となる期間は2週間だが、ことしは1週間程度で終わる可能性もあるという。紅葉シーズン全体のの観光客は、約10万人。福島名物「凍天」を販売する店では、色づきの遅れで、客足が多少遠のいているという。福島以外でも、猛暑の影響で葉がいたむなどの減少が確認されているという。群馬県川場村の寺では、紅葉せずに葉が枯れたという。樹木医によると、高温により、葉っぱの水分が蒸散され、しおれたり黒ずんだりしたとみられるという。埼玉県にある公園では、日本最大級の500万本のヒガンバナを楽しめる。ことしは、例年の3割程度しか咲いていない。ヒガンバナは、最低気温20℃を下回るなどの条件がそろうことで開花が進むという。今月は例年より暑く、最低気温は平均22.3℃となっている。開花の時期が遅れ、中止になったバスツアーもあるという。見頃を迎えるこの時期は例年、500円の入場料が必要となる。祝日のきのうは本来なら入場料収入約1000万円が見込まれていたが、まだ満開ではないため入場が無料となった。植物などを管理する資金が減ってしまう可能性もあるという。樹木医は、さらに気温が上がれば、木が弱り枯れて倒れる危険性も出てくるなどと指摘した。


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